今回は、商業ビルの高圧受電設備の点検をしました。内容としては、機器関係の点検とRy関係の点検に分かれて行い、私はRy関係の点検を担当しました。
点検した内容としては、過電流継電器(OC・HOC),地絡過電流継電器(OCG),地絡方向継電器(DGR),漏電Ryの各種整定の動作値や動作時間の測定をしました。
HOCの試験では30Aも流すので、Ryに負担が掛からない様に素早く測定する様に注意して行いました。また、今回はいつもの変電所や工場等とは違いビルの屋上での作業でしたので、試験器を運搬している時に階段で足を踏み外さない様に注意して運搬しました。
先輩社員からのアドバイス
・全Ryの測定は、素早く行ってください。一般的にOC,DG,SS等は定格電流以上を加える事が多い為です。
・時間測定のストップ接点が電圧か無電圧かは、その時々で違うので聞いて下さい。
著者:S.K