今回はトランスのオーバーホールにあたってのアーマードケーブル布設・締め付け・端末を行いました。アーマードケーブルは他のケーブルと違い中に鉄が入っています。この鉄はアースの役割になります。鉄の部分は最大15mmまで出すので確認しながら切りこみを入れたいです。このアーマードケーブルを皮むきするには専用の工具を使用する必要があります。慣れてないと中のケーブルまで傷つけてしまうので、最初の方は慎重に切れていないかを確認しながら鉄部分を切っていきました。慣れてくると感覚で鉄の部分が切れたのがわかってきました。
端末を行うときにはわかりやすくするようにプラスの端子には赤いチューブを入れておきます。
アーマードケーブルを布設するにあたって見た目をきれいにするために専用のバンドを使って整えていきます。バンドでケーブルが傷つかないように間にゴムをいれて締め付けますが、締め付けてみると思ったより長いということがあるので、ゴムは短めにして締め付けるようにします。
今回アーマードケーブルという初めてのことばかりでしたが、いろいろ経験をすることができてよかったです。やる機会は少ないと思いますが、覚えておくようにしたいです。
先輩社員からのアドバイス
お疲れ様です。アーマドケーブルはたまに手掛けることがあるので、しっかり覚えてください。フレキ露出部分はケーブルの太さによって範囲が違いますが、15mm露出させればほぼ全ての範囲に入りますのでこちらも覚えてください。
覚えることばっかりですが、こんなもんです。オーバーホールは普段やらない仕事ばかりで楽しいですね。
著者:M.R