今回は、空気操作式(エアー)LSのBOX細点を行いました。今回の細点では、電磁弁の清掃と中にあるガスケットの取り替えを行いました。
自分は、電磁弁に繋がっている配管の取り外しをメインで作業を行いました。配管の取り外しに気を付けることは2つあります。1つ目はつながっている配管は複数個あるので、取り付ける際にどこの配管かわからなくなることがあるかもしれないので写真を撮るか、配管に番号等の自分でわかる印をうつようにします。2つ目は無理に外そうとしない事です。無理に外そうとすると、ねじ山の部分がつぶれて次付ける時に、つかなくなってしまうことがあります。なので、取り外す際には、硬いなと思ったらそのまま無理に緩めるのではなく、配管を上下左右に動かして、ゆるくなった部分で取り外すようにします。
次にBOXにつながっている元の空気を取り入れる太い配管の方を分解します。分解したら、空気入口取付箇所の清掃をナイロンたわし等を使って清掃します。同じように空気入口の下面も清掃するようにします。今回だと、空気入口用のガスケット2つがあったので元と同じようにガスケットを取り付けます。
次に組み立てを行っていきます。ここで気を付けるのは、組み間違いです。最初と同じように組み立てないと細い配管がうまくつかなくなってしまうので、最初と同じように組む必要があります。
電磁弁の清掃が終わり次第細い配管も組み上げていきます。組み上げていくときも同様に無理に配管を取り付けるのではなく、入るところを探りながら取り付けていきます。ネジ山が2つ3つほど入ったらスパナ、モンキー等で締め付けます。この時に油断して、硬くなっているのに締め付けないように気を付けます。
最後に取り付けたところにギュッポフレックス(ガス・空気漏れ検知スプレー)を吹きかけて、空気が抜けてないのが確認出来たら最低動作圧力試験、圧力スイッチ継電器(63)の試験を行い終了です。
感想
今回は、配管の取外し、取付をメインでやってみて、慎重に作業をしていく必要があるなと感じました。無理に取外し、取付を行ってねじ山が潰れて配管が付かなくなってしまったら、直すことは、できるけど専用の工具の準備をして、直すのにも時間がかかってしまうので多少時間がかかってしまったとしても無理に付けず、周りの先輩方に相談するなどして、慎重に行いたいなと思いました。
先輩社員からのアドバイス
はい、お願いします。空気配管は角度があっていれば、うまく手で回すことができます。
それを無理に回すとねじ山を直すことになります。なので無理に行わず声をかけてください。
著者:M.R