今回は、地震(EQ)Ryの点検をしました。内容としては、Ry内部の清掃・目視点検や電源回路の電圧・絶縁抵抗測定、タイマーの時間測定等を行いました。
清掃・目視点検ではカバーを外して、ネジやボルトの締付やRyが水平に保たれているか、錆や変色は無いか等を見ました。カバーが重たいので、落としたりRyにぶつけて破損させたりしない様に二人で慎重に外しました。
電源回路の電圧・絶縁抵抗測定では、地短絡させない様にテスターのレンジを確認しながら行いました。
タイマーの時間測定では、制御盤とは異なり地震Ryに付けたまま行いました。タイマーが動作中は接続されている回路のトリップロックが行われているかも確認しました。
先輩社員からのアドバイス
・地震Ryは、地震が発生したらトランスやリアクトル等の油圧機器の機械式Ryが誤動作しない様に、トリップロックを行います。
・地震Ry点検時は、機器側の回路は充電中なので、標識・防護は確実に行って下さい。
・作業時の合図応答は、声を張りましょう。
著者:S.K