社長ブログ:愛知県春日井市の工場で「OCB(油遮器)解体作業」を行いました。
先日、いつもお世話になっている同じ春日井市の工場にて、
取り替えた油遮断器の解体作業をお願いされ、施工してきました。
自社で点検、取替・改修工事、制御点検もさせていただき、
オールメンテナンスさせていただいていること、
本当にありがとうございます。
OCBのブッシング解体作業は自社でもあまり施工例がなく、
お客様のお力もお借りし、作業を進めました。
機器撤去作業、解体していく中で、いつも苦労するのが、「ペンキ」です。
錆びないように下塗りから綺麗に塗装されている機器ですが、
いざ解体となるとこのペンキでボルトを緩めるのに一苦労。
溶剤等を使い、工具には単管パイプを使って力点を強くします。
これぞ現場仕事と言った、力作業ですね。
知恵も使って解体手順を間違えないように、
みんなで考え、チームワークで解体します。
この業界の用語で、「Go-Stop」という用語があります。
進めてみて、誰かが何かしらで気になる、迷うことがあったら、
みんなで一度手を止め、考え意見を出し合い、再スタートすることです。
口で言えば簡単そうですが、これがまた行動に移すと難しい。
進んで進んでヒューマンエラーや事故につながってしまいます。
重機を使う作業や玉掛け作業を行うときは、
特に事故につながりやすい作業です。
相互監視や声掛け、周囲の目配りが非常に大事になります。
解体後は、廃プラや銅、廃油、鉄くず、碍子などにきちんと分別します。
現在変電所内遮断器はガス遮断器に取り替えられており、
今も異常なく工場が稼働しているそうです。
同じ春日井市の会社として、メンテナンスに携われること、非常にありがたく感じます。
また、今回の解体作業を動画撮影にて残し、
教育資料として社内展開するつもりです。
自社がSNSを始めたらそんな作業を見れる日が来るかも!?