愛知県知多郡の変電所にて、変電所の鉄塔上部に営巣があると言われ、早急に除去願いをされたので行ってきました。
営巣があると、木の枝やハンガー等が電線に触れ、大停電を起こしかねません。
また、鉄塔の下にある碍子に鳥のフンが付き、漏電が発生しこれも大停電を起こしかねません。
超高圧変電所の鉄塔だったので、とても高い位置にあり、昇り降りするだけでも大変な作業です。
安全帯の確実使用、近接充電部の離隔距離、相互監視を徹底し、無事に営巣除去を行いました。
その後はクローアウトと呼ばれる鳥害防止器具を増設しました。
カラスは学習能力が高いため、取り付けたクローアウトを逆に上手く使ったりすることもあり、効果の持続が難しいのが現状です。
お客様や上会社の変電所巡査点検にて営巣を発見することが多いですが、これからは自分たちも他作業でも変電所の周りを見渡して営巣がないか、視野を広げて作業しようと思いました。