そんな色んなこと、もっと奥に入った仕事体験をする、
5DAYインターンシップ3日目・4日目です。
今回はもっと奥に踏み込んだ実際の現場作業内容を体験してもらいました。
1班はVCB機構細点と電装品取替、もう1班はケーブル端末作業です。
ちょこっとだけVCBについて
変電所 VCB 不具合対策① 愛知県名古屋市 | 電気設備点検 | 特別高圧点検
ちょこっとだけケーブル端末について
新入社員教育 ハーネス体験・ケーブル端末・ロープワーク | 東春電気社内 | 電気設備点検 | 特別高圧
さて みなさんお約束の作業前KYにて危険予知を摘み、
ワンポイント対策を全員唱和して、いざ作業開始!
まずはVCB。
機構細点とは、遮断器を動かすための小勢力部分になる機構を分解手入れして、新しいグリスに塗り替えて機器を延命する作業です。
言ってみれば車の車検みたいなものです。
異常個所がないかを見つけつつ、汚損・枯渇した機構部を綺麗に組みなおす作業です。
電装品取替とは、遮断器を動かすための電子機器が取り付いているのですが、経年劣化により正常に動作しない恐れがあるので、新しいものに取り替える作業です。
これも車の車検の一部みたいなものですね。
VCBだけでも色んなメーカー・種類があり、最近では「グリスレス」と言って機構部に注油・グリス不要の機構が多く、機構細点も電装品取替もあまりやらなくなりました。
しかし、弊社が持っているVCBの機構細点は現場作業に慣れるための登竜門みたいなもので、これをこなせることで少し一人前に近づける。といった感じです。
ぜひインターンシップ生には体験してもらいたい!と思い、プログラムに取り入れました。
そしてケーブル端末作業。
実際にケーブルをドラムに巻かれた状態から、ドラムジャッキをセットし、ケーブルを切り出す作業から始めました。
布設・皮むき・被覆紙取り・テープ処理・整線・端末処理・つなぎ込み・ケーブルチェック
変電所での配電盤取替を行う際のケーブル端末作業の全てをプログラムに取り入れました。
「ケーブル端末作業」と簡約して言っていますが、内容的にはたくさんあります。
そういえば画像を見て察した方もいるかもしれませんが、
インターンシップ生も、「空調服」を着ていますね。
空調服、着る機会がないと思いますが、インターンシップの間、お貸しいたします。
これ着るか着ないかで、本当に全然違います。
水分・塩分補給も兼ねて、熱中症対策ですね!
空調服味わいたい方は、是非インターンシップへ。(‘_’)←
この内容を2人班・3人班で2日間、どちらも体験できるようにしました。
4日目の最初に作業内容が入れ替わるため、内容を共有して作業に取り組んでいました。
違う大学、最初は初めましてだったのが、もう4日目にもなると5人で一つのチームになっていました。わたしたちも少しずつ距離が縮まり、会話も増え質問も自然と増え、休憩時には雑談もするようになりました。
報告書作成では、
難しく苦戦をし、へこみそうになったがやり遂げれた。
達成感はあったが、社会の現実を知った。 と書いてありました。
今回の仕事体験にて、現場作業でのリアル・雰囲気を味わってもらいました。
インターンシップ生も口を揃えて、ただ座って話を聞くよりも、実際に見て聞いて動いて触って体験をする方が、工具の使い方や物の扱い方のコツ等が身に付き、楽しく参加できると言ってくれました。
いよいよ集大成。 東春電気としても初の試み。 発表会なる5日目へ。 →