ここは、2市3町のごみを処理する大規模な施設です。
今回も、川崎重工様からのご依頼で、2日間にわたり点検を行いました。
知多南部広域環境センター『ゆめくりん』のHPより
施設が広いため、作業員同士の連携が欠かせません。
「点検を開始してください」
と携帯電話で合図を送りながら、点検が始まりました。
1日目 「準備と太陽光パネルの点検」
一日目は弊社の社員8名で点検を行いました。
まずは、点検作業をスムーズに進めるための機材の準備から始めます。
施設が広いため、点検場所までの移動だけでも時間がかかります。
この日は太陽光パネルの点検も実施しました。
発電状態を確認しながら、異常がないか細かくチェック。
翌日の本格的な点検に向けて、しっかりと準備を行いました。
2日 広範囲に点在する設備の点検
2日目は社員17名と応援の方2名で点検を行いました。
この日は特別高圧電気設備の点検と各変電設備(変台)の点検を実施。
主な点検内容は以下の通りです。
目視点検(設備の外観や異常の確認)
絶縁測定(電気が漏れていないか確認)
保護継電器試験(異常時の動作確認)
遮断器試験(開閉動作や接点の摩耗チェック)
変圧器点検(絶縁油や冷却装置の確認)
接地測定(アースが正常に機能しているか確認)
記録データの確認(過去のデータとの比較)
弊社では普段から行っている点検内容ですが、
今回は各変電設備(変台)の点検も弊社の社員が担当したため、
作業量が大幅に増えました。
今回も無事に2日間の点検が終了しました。
作業後、川崎重工の担当者の方や主任技術者の方から
「来年もお願いします」とお声がけいただきました。
大変な作業でしたが、施設の安全を守るために、
これからも、しっかりと点検を実施していきたいと思います。