一般企業様 変台修繕工事【扉蝶番(ヒンジ)直します】 | 愛知県 | 電気設備点検・工事 | 特別高圧点検・工事
↑ 扉のヒンジを修繕した同変台にて、前回点検時に、
変圧器二次側~キュービクル間のケーブルシールドアースが、
本アースの架台から外して絶縁抵抗測定しても導通だったため、
原因調査をしました。
本当に絶縁抵抗が悪くて導通なのか、
ケーブルの道中がむき出しになってしまっているのか、
ケーブル固定のブラケットに挟まって導通なのか、
扉ヒンジ修理に合わせて、調査を行いました。
調査結果、変圧器ダクト側のシールド取り出し部が、
ブラケットと接触していたため導通になっていました。
ブラケットを取り外して絶縁抵抗測定し100MΩ以上だったため、
原因が追究できました。
手直しできない不具合による導通のままだった場合は、
ケーブルを張り替えることになるかもしれなかったので、
ブラケット接触による原因で設備延命でき、よかったです。
ビニルテープにて養生し、
ブラケット取付の位置に裕度を持たせ二の舞にならないよう、
施工させてもらいました。
このようにシールド取り出し部がブラケットと接触して、
点検時に導通のままになっていることが少なからずあります。
経年によって遮断器動作・地震などによる影響で、
ほんの少しずつですがケーブルが下に下がる傾向があります。
それによるブラケットとシールド取り出し部が接触する可能性があります。
そうならないためにも、ケーブルシールド絶縁抵抗測定測定を必ず行い、
不具合がないように今後も施工していく予定です。
今一度気にかけてみてはいかがでしょうか?
工事・点検・制御、オールメンテナンス施工の東春電気です。