三重県にある、太陽光発電所内の変電所・開閉所内の特高機器の碍子清掃の依頼を受け、行ってきました。
ゴルフ場の跡地に作られ、広大な土地に太陽光パネルがズラリと並んでいて圧巻でした。
岐阜にある太陽光発電所では電気設備の点検も行いましたが、今回は碍子清掃のみの依頼でした。
幾度となく経験してきた碍子清掃ですが、今回は珍しく、ポリマー碍子の清掃も行いました。
あらかじめ現場調査をし、高所作業車・足場を手配・準備し、
温水にて大汚を除去し、がいしクリーナーにて保護・ツヤだしにて施工しました。
ゴルフ場の跡地ということもあり山奥にあったため、湿気や雨天の影響でコケがものすごくこびりついており、このままの状態だと絶縁低下を起こし、機器の外側から電気が漏れてしまい、地絡を起こし大停電を引き起こす可能性があります。
そもそも「がいし(碍子)」とは、電線を支持し絶縁するために、電柱や鉄塔に取り付ける絶縁体 の 器具。陶磁器製・合成樹脂製のものが多い。がいしは、電線 とその支持物とのあいだを絶縁するために用いる器具。 のことです。
がいしがなければ機器や鉄塔から電気が漏れてしまい、電気を送ることができません。
電気設備の機構部手入れも大切ですが、設備の清掃点検もとても大切な作業の一つです。
「設備の延命・性能の維持をして、長く使っていただきたい。」
東春電気としての思い・願いと、SDGs目標の一つです。