変電所にて、経年による劣化懸念と旧遮断器部品の供給停止等の懸念があるため、
古い遮断器から新しい遮断器へと取り替える仕事を行いました。
口では物を取替えると簡単に言えますが、
実際の作業や工程としては大変な作業になります。
着打、安全対策、鉄板敷き、ケーブル布設・端末処理、レッカー貸出、据付、
架線作成・接続、撤去、返納、片付け、完工確認。
挙げた上記以外にも細かい作業等はありますが、たくさんのことを考えて完工まで作業を行っていきます。
職長の現場の頭を張る人は現場責任者や作業管理者とたくさん話し合い、少しでも安全と品質良くよりよい現場を目指しています。
その中でも、今回はレッカーを使って旧遮断器を撤去し、新遮断器を釣り上げ据付る部分をお見せします。
重量屋さんがメインで作業を行いますが、傷がつかないように毛布で養生をし、重心をとらえて玉掛けを行い、合図をしてレッカーさんと連携をとり、遮断器を動かしていきます。
玉掛けの状態を見てもらえばと思いますが、たくさんのワイヤーが1つのフックにつながっています。
重心をとらえるためにメインのワイヤースリングに加えて天秤にならないように両サイドにもワイヤーを張り、絶妙のバランスで吊り上げています。
オペさんと玉掛け者合図者の連携と長年の技術・経験があるからこそ、いつもオペさんや重量屋さんには本当に頭が上がりません。
おかげさまで遮断器も無事に据えて切り替え作業も終わりました。
東春電気としては遮断器取替が少しずつ定着化してきました。
経験をたくさん積んで、仕事にお呼ばれしたいですね。