とある変電所にて、別の工事件名で作業中に、機器の操作箱の外扉のヒンジ(蝶番)が破損していて扉が傾き閉まらない状態なので直してほしいとお客様に依頼され、修理に行ってきました。
この機器操作箱の外扉は、変圧器に付いている負荷時タップ切替装置の防音・防水用扉で、雨による錆と重さによって固着され扉開閉する度にヒンジが耐えきれず、破損されたと考えられます。
最初からヒンジのピンが破損していたため、このヒンジのピンを抜くのが非常に大変でした。
なんとかして抜ピン後、磨き・清掃・塗装を行い、新品のピンがすんなり入ったので、これで施工完了しました。
とても重い扉だったため、足場に単管を渡し、門型を組んで扉を吊って作業を行いました。
扉1つにしろ、とても大事な機器の一部です。丁寧に現場現物の状態状況を把握しながら保守作業を行いました。
無事に直り、お客様から施工体制・安全作業等でお褒めの言葉と感謝の言葉を頂き、この上ない嬉しさでした。
明日からの活力になります!