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真空遮断器(VCB)取替 | 三重県 | 変電所 | 電気設備点検 | 特別高圧 

今回はVCBの取り替えを行いました。

まず元々入っている旧品VCBを引き出す作業から行います。今回の現場は周りも狭く資機材等もおいてあったのでリフターの操作をする時はキュービクルに当てないようにしたり、周りの作業員に当てないように気を付ける必要があります。

引き出したらキュービクル内の清掃となります。清掃する場所は、中にある接触子、レール部分にあるアース部分と、中のごみを軽く払います。このタイミングで断路位置、接続位置のテープも剥がします。

清掃が終わり次第中の接触子にグリスを通常より多く塗ります。これは、新しいVCBが入った時に接触子がしっかり真ん中にきているかを確認するために多く塗ります。この多く塗ったグリスはキュービクルの方は完全にふき取り、新しいVCBの方はのばすようにします。

真ん中にきていることが確認できたら断路位置、接続位置のテープをスケール等を使って矢印の部分に合わせてはるようにします。同時進行で今回制御ジャンクションが別のものに変わるのでジャンクションも付け替えていきます。

ジャンクションが付いたら、一度動作の確認と、制御回路が成立しているかの確認としてテスターで電圧の有無を確認します。

これで問題がなければインターロックの確認とリレー盤で指令を出して正常に動作するかを確認します。

感想

VCBの取り替えを行う際は全く同じものがくるとは限りません。もし接触子の部分がずれてたらCub内の接点を傷つけたり、実際に電気的に動かしたら異常が起きたりすることもあるかもしれないので、付け合わせの確認は丁寧に行うようにしたいです。また、今回掃除をおこなってる際に検電を忘れかけていた場面があったので着手前検電は、しっかり行っていきたいです。

先輩社員からのアドバイス

お疲れ様です。「真ん中に接触子がきているか」の他にも偏って接触子に当たってないか等も確認します。VCBの取り替えのみではないけど、Cub内作業の際には、必ず着手前検電を確実に行ってください。

著者:M.R

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