とある変電所にて、GISのGCBタンク内から突然絶縁ガスが漏れ、絶縁を保てず電気を送電できないことにより、緊急で遮断器設置をお願いされ、行ってきました。
移動用遮断器と言い、変電所で不具合・不応動等、様々な用途で緊急を要する時に遮断器を移動して持っていくものです。
中部電力さんや他会社の方々と話し合い、無事に設置、この移動用遮断器も据付点検を行い、異常なしを確認して、送電できました。
送電できなければ、その送電先の途中にある工場や、色んな設備に供給支障をきたす恐れがあります。
こっちにとっては緊急でしたが、他のみなさんには何事もなく、電気が使えているのかなと思うと、ホッとした気持ちになります。
その分、達成感と疲労感は一緒。
緊急作業は終わりましたが、ここからが実質本番。
ガス漏れしてしまった故障機器を直す作業があります。
これに向けて、また気持ちを奮い立たせ、電気の安定供給に努めます。