とある変電所にて、77kVの電力ケーブル張替修理に伴う、スリップオン部・ケーブル終端箱と呼ばれるものを取替えました。
10日間ほどの工程で行う作業です。
普段変電所の機器を点検していますが、今回はその機器たちをレッカーで吊り出し、GISの内部を丸裸にして、部品を取替えます。
普段変電所内で仕事をしていてもGISの中身は滅多に見れることがないので、自分たちでもつい「おぉー」と声が出てしまいました。(笑)
スリップオン部・ケーブル終端箱とは、送電線から電力ケーブルを変電所内のGISに引き込み、そのケーブルを端末処理した後に接続するジョイントのようなものです。
絶縁性能が高く、サージや絶縁破壊を防止します。
玉掛けや使ったことのない工具の使い方、レッカーへの合図等、見て学ぶことが多い現場でした。
先輩の技・姿を盗んで技術力UP!
これを次の世代、今後に活かし、電気の安定供給をいつまでも。