本日はLRという変電所の機器を新しいのに替える仕事をしました。
LRは巻線の長さを切り替えTrの二次電圧を調整するものです。
LRには巻線を切り替える時に発生するカーボン等で絶縁油が汚れた時に
OFという浄油器がついており、絶縁油を綺麗にして循環させる仕組みでしたが
今回は真空バルブ内で切り替えることが出来るものに取り替え
絶縁油が汚れない仕組みになりました。
そのためOFが不要になりLRに繋がっている配管の撤去も行いました。
そのLRは重量物であり、Trの上部にあるため高所なので
クレーンを使って吊り上げ下げを行いました。
そのクレーンで吊り上げ下げる際、隣の回線は充電部なので、
クレーンのブームが隣の回線に近づきすぎると感電、地短絡させてしまったりする恐れがあるのでそういった場合は専任監視者を置きます。
今日はその専任監視員を行いました。
基本的に専任監視員はクレーンが動いている時はずっと他作業をせずにクレーンの動きを監視しているのですが、結構重要な仕事であります。
クレーンのブームが充電部に近づきすぎないか、変電所の機器に当たらないかをクレーン作業されている方が見落とす視点から監視をすることによってより作業が安全に進められます。
基本的にはクレーン操作する方、他の作業員でしっかりと周囲確認、相互監視を行いながら作業しているので、今まで自分が入った現場では大きな事故はありませんが、しっかりと監視をしこれからも安全作業を続けていきたいです。
先輩社員からのアドバイス
・専任監視員がいるからこそ、自分たちが効率よく仕事ができます。
上記の心がけを忘れず、これからもよろしくお願いします。
・次は実際に取替作業に従事してもらおうかな!
著者:S.S