― 公共インフラを支える短時間停電での施工 ―
概要
愛知県春日井市の南部浄化センターにて、特別高圧受変電設備の年次点検を実施しました。
浄化センターは、家庭や工場からの排水を浄化し、河川や海へ安全に戻す重要な公共施設です。
施設の特性上、停電時間が限られており、短時間で確実に復旧させる必要がありました。
限られた時間の中でも安全と精度を両立させることを目標に、
事前調査・工程計画・役割分担を徹底して実施しました。
受変電設備の点検風景。制御盤の測定を行い、各回路の動作を確認。
施工
内容
点検は2日間に分けて実施しました。
1日目は社員15名と応援2名、2日目は社員12名と応援6名が参加し、
広範囲にわたる電気設備を計画的に点検しました。
主な点検項目は次の通りです。
- 外観・異常の目視点検
- 絶縁抵抗・接地抵抗測定
- 遮断器および保護継電器の試験
- 変圧器・制御盤の点検
- 過去データとの比較確認
作業前の全体ミーティング。各班で手順・安全対策を再確認。
前回点検時に報告した不具合箇所の修繕も今回完了し、
継続的な保守記録の有効性を実感しました。
施工の工夫
下水処理施設のため、停電時間が長引くと処理が滞ってしまいます。
そのため、各班での連携と声掛けを徹底し、限られた時間の中でも
安全と正確性を両立できるよう、段取りを細かく設定しました。
また、前日に雪が降り、現場へのアクセスが難しい状況でしたが、
安全確認を優先し、到着後も再度全体でリスク共有を行いました。
複数名で盤内を確認し、測定値の整合を取る様子。チームでの再確認を徹底。
過去の点検データを活かした工程設計により、
効率的な作業とトラブル防止を実現しました。
まとめ
短時間停電という制約の中でも、無事故・無トラブルで点検を完了。
公共施設の安定運用を支える責任を再認識する現場となりました。
今回の経験をもとに、今後も計画的かつ精度の高い点検を継続していきます。