― 停電点検および太陽光発電設備点検 ―
概要
愛知県知多市にある広域ごみ処理施設「知多ゆめくりん」で、
特別高圧受変電設備の年次点検を行いました。
敷地が広く設備の数も多いため、事前の調査や書類作成、
点検計画のすり合わせに時間をかけて準備しました。
現場では各班が連携して作業を進め、太陽光設備や変電設備を含め、
2日間にわたり全体の点検を実施しました。
施工
内容
点検体制
停電作業を伴う2日間の計画で実施しました。
1日目は太陽光発電設備の点検および準備作業、
2日目は特別高圧および各変電設備(変台)の点検を実施しました。
1日目は社員8名が参加し、機材の搬入や動線確認を行いながら、
太陽光パネルの発電状態・端子部の接続状態などを確認しました。
2日目は社員17名と応援2名が参加。
特別高圧受電設備・変電設備(変台)・制御回路など、
各班に分かれて順次点検を行いました。
主な点検項目は以下の通りです。
- 目視点検(外観・異常確認)
- 絶縁抵抗測定(電気漏れ確認)
- 保護継電器試験(動作確認)
- 遮断器試験(開閉性能確認)
- 変圧器点検(冷却装置・絶縁油確認)
- 接地抵抗測定(アース状態確認)
- 記録データ確認(過去データ比較)
太陽光発電設備の点検
変電設備ごとに試験機器を設置し、測定値を記録。
施工の工夫
設備は竣工から日が浅く、全体的に良好な状態でしたが、
一部で軽微な不具合が確認され、改善提案を行いました。
施設が広く設備点数も多いため、各班が密に連携し、
点検結果をその場で共有しながら進めました。
ケーブル周辺を仮封鎖し、再発防止策をその場で実施。
復旧と再稼働
清掃・試験後、屋外遮断器を投入して送電を再開。
破砕機制御盤に通電を確認し、ヒーターによる余熱運転を経て一週間ぶりに再稼働しました。
導通・絶縁ともに良好。応急処置後の安全確認を完了。
まとめ
今回の地絡事故は、ネズミの侵入による充電部接触が原因でした。
小動物対策は高圧設備の安定運用に欠かせません。
緊急対応を通じて、即応力と安全管理体制の重要性を改めて実感しました。