
某変電所にて、空気操作式の機器に1.5MPaの圧力を送るための、
コンプレッサータンク取替工事を施工しました。
写真の通り、2基あるうちの手前の1基を取り替えました。
エアーレス化に伴い、空気操作式機器が少なくなった傾向により、
タンクの容量を少なくし、経年による設備更新として取替えました。
変電所コンプレッサーは空気供給を損なわないために主に2基据えてあり、
空気操作式遮断器が不慮な事故で遮断しないといけないときに、
空気がないと元も子もありません。
そのために、コンプレッサーで蓄えた圧縮空気をタンク内に留めておくことで、
常時空気操作式機器を開閉させることができます。
最近はエアーレス化に伴い、空気操作式機器の部品が廃盤になったり、
コスト削減、環境優先による最新機器が増えてきています。
メンテナンスフリーな機器も少しずつ出てきていますが、
まだまだ変電所には空気操作式機器があり、
メンテナンスを必要としています。
コンプレッサー自体も分解手入れ点検があり、
変電所設備を守り、みなさんの電気を守るためにも、
東春電気は日々精進し、点検・工事に力を入れています。