愛知電機株式会社 電気設備点検 ①特高 | 愛知県春日井市 | 電気設備点検 | 特別高圧
変電所内高圧設備では、変圧器の2次側になり、6.6kVの機器を点検します。
2バンクで1B・2Bと分かれており、各変圧器の二次側にキュービクルがあります。
そこから各変台へ枝分かれしているといったのが、
主な工場での電気の流れです。
高圧設備では、キュービクル内にある、
VCB・DS・CT,PT,ZCT・LA・ケーブル・母線・コンデンサ・リアクトル
の各機器を普通点検で行いました。
VCB(真空遮断器)は外観清掃・機構部注油・手動操作の円滑・絶縁抵抗測定。
キュービクル外に出せるのでリフターを使って引き出してから、
くまなくチェックしてまた戻します。
DS(断路器)は外観清掃・接点手入れ・手動操作の円滑。
経年DSの支持碍子は特に吸湿しやすく、
絶縁低下に影響を及ぼすため、特に清掃が重要になります。
CT(計器用変流器),PT(計器用変圧器),ZCT(零相変流器)は、
外観清掃・絶縁抵抗測定・2次側接地確認。
2次側接地がされていないと、絶縁劣化などの事故で
内部の混触等による異常発生時に感電や火災・計器損傷等の
被害を及ぼす恐れがあります。計器用の2次側は必ず接地を!
LA(避雷器)は特高設備と一緒の点検内容です。
ケーブルは外観清掃・絶縁抵抗測定・シールドアース接地確認。
ケーブル立上り部のネオシールが脱落し、
開口ができているのを多く見ます。
そのままにしておくと小動物が入り、重大事故を引き起こす可能性があります。
巡視でも確認できます。今一度ご確認を。
高圧母線(ブス)は外観清掃・絶縁抵抗測定。
支持碍子や各機器の頭までが多く連なっているため、
母線は非常に大事な設備の一つです。
コンデンサ・リアクトルは外観清掃・絶縁抵抗測定。
まれにですが、コンデンサに膨らみがあったり、
漏油があったりしていることがあります。
これも巡視で確認できます。 確認できたら取替のご検討を。
制御点検では、ぬかりなく確認して、
異常なく追われました。
愛知電機様の特高、高圧の電気設備点検が無事に終わりました。
機器点検・制御点検が同時にできるのが東春電気の強みです。
お客様からは大変喜んでいただき、
各変台の点検もお願いしたいと言っていただけました。
嬉しい限りです。
設備延命、何事もない1日を当たり前に。