今回はCGの遮断器の細点を行いました。GCB内にあるコンタクト等を外すことになるので中にあるガスを回収します。その間にジャンクションを抜いたり、メーターを防護したり、CBは投入状態にしておきたいので開放のフックはインシュロックを使用して動かないように固定します。ガスの回収が終わり次第フランジ面を外しますが、中にごみが入らないように周りを清掃してから外します。中にはゼオラムが入っているのでゼオラムを取り出しコーキングをはいでいきます。ゼオラムは蓋の中にあり蓋はボルトで固定されておりボルトにはロックタイトが塗られているので、取り付けるときスムーズに取り付けられるようにタップを立てます。
遮断機の中はおかま、固定コンタクト、ノズル、フィンガコンタクトの順番で取り出していきます。ノズルとフィンガコンタクトは専用工具を使用しないと取り外しができません。特にフィンガコンタクトはしっかり奥までいかないと空回りをするので奥まで行ったことを確認してとりだすようにしたいです。とりだした物もそれぞれ寸法測定があるのでこれから覚えていきたいと思います。
先輩社員からのアドバイス
お疲れさまでした。
大勢力は難しそうで単純な構造になっています。小勢力の方がよっぽど複雑な構造です。蓄勢機構タイプの小勢力機構部はほぼ同じなのでカムとローラーの位置や歯車との兼ね合い等を覚えておくと良いです。
著者:M.R