こうしたPCB検査のご相談は、ここ最近少しずつ増えてきています。
当社の実績ブログ
密閉型コンデンサPCB分析採油【穴あけ採油】
背景には、PCBを含む機器は2027年3月までに処分が必要と定めた
「PCB特措法」の存在があります。
今回ご依頼いただいたのは、春日井市の【株式会社T-WORKS】様です。
春日井市に本社をおき 大学や病院などの電気工場を多く手掛けている会社です。
現場はT-WORKS様が対応されていた、別企業様の設備でした。
吹き出しを防ぐ!猛暑日の採油作業と現場での工夫

変圧器のトップカバーを開けて採油します

ドリルでコンデンサーに穴を開けます。
猛暑の中、変圧器のカバーを開けて採油を行い、
コンデンサーにはドリルで穴を開けて採油口を作成しました。
油の膨張にも注意しながら、安全に作業を進めました。

コンデンサー内部の油を採取

膨張対策として油を抜き取り
まず採油口から油を採取し、分析用サンプルとして回収しました。
その後、猛暑による膨張で油が吹き出すのを防ぐため、
追加で約1リットルの油を抜き取りました。

採油口をコーキング処理

採取した油を番号で管理
採油後は、採油口をコーキングして水の侵入や油漏れを防ぎます
油は機器ごとに番号を付けて保管し、分析機関に送ります。
丁寧な対応で、作業後の安全と分析の正確さを確保しています。

作業報告書
作業内容や使用した器具・採油状況は、報告書にまとめて記録しています。
写真も添えて、確実に対応した証拠として提出しています。
PCB処分、まずは写真を1枚お送りください。
「これってPCBが入ってる?」「どこに相談すればいいのか分からない…」
そんな時は、機器の写真をスマホで撮って送っていただければ大丈夫です。
当社では、判別から採油・分析・報告書の作成まで一括対応。
現場に合わせて、無理のない方法をご提案いたします。
※産業廃棄物処理の流れや試験費用についても、お気軽にご相談ください。
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