多様なメーカーに対応出来るのが弊社の強みです
この工場の年次点検は、
特別高圧電気設備は「東春電気工業」が行っており、
高圧の電気設備等は「保安協会」様が行っています。
特別高圧電気設備の年次点検の場合、
メーカーが行うこともあると思いますが、
「多様なメーカー」に対応出来るのが弊社の強みです。
機器点検とリレー点検
特別高圧の年次点検は、大きく分けて機器点検とリレー点検に分類されます。
今回は、機器点検を7名で、リレー点検を6名(うち2名は応援)
で実施しました。
機器点検について
Tr (変圧器)、CB (遮断器)、Cub (配電盤)等のチェックをします。
摩耗や損傷、腐食、絶縁不良等を特定し、清掃、絶縁テスト、
接続部の締め付け等を実施します。
これにより、設備を安全に使うことができ、故障の早期発見も出来ます。
リレー点検について
リレー点検は、電気設備の保護システムが、異常発生時に
安全に反応するかどうかを確認するための重要な作業です。
この点検には、設定値の確認、結合試験、表示板確認試験、
通信状態の検証などが含まれます。
効率的な点検のための工夫
点検する項目が多いため、これまで時間ギリギリまでかかっていました。
しかし、毎年メモを残し、作業がスムーズに進むようにしています。
今回、このメモが大いに役立ち、
これまでよりも効率良くスムーズに点検を終えることが出来ました。
また、リレー点検では整定変更をその都度行い試験をします。
点検項目が多いので、整定戻し忘れ防止のため、
リレー近くに「整定変更中」のテープを張り、戻し忘れを防止しました。
これも、ミスのない確実な点検を行うための工夫です。
年次点検の重要性
点検は単なる記録作業ではなく、電気設備の維持と運営において非常に重要です。
また、年次点検をきちんと行うことで、
緊急の場合にも迅速かつ適切な対応が可能になります。
来年度は6年の1度の細密点検です
そのための打合せを、年次点検終了後行いました。
弊社は中部電力変電所のメンテナンスも行っており、
その経験を活かし、一般の工場様にも、
常に丁寧で信頼性の高い点検サービスを提供したいと考えています。
お客様の中で何か気になることや、
点検・工事でご希望のことがあれば、
お気軽に当社へお問い合わせください。