今回はGISの初回点検を行いました。今回その中でも初めてやらせてもらったのがガスの3点試験です。ガスの3点試験は分解ガス・水分・純度測定の3つになります。
水分と純度を行うときには、ホースを使用する為、ホース内にある空気をガスで満たすためにガスで吹き流しを行ってから測定を行います。水分の測定は100ppm以下になれば良好になり、純度は100%以上になれば良好になります。
分解ガス(SO2濃度、HF濃度)は袋に入れて測定します。この時も袋の中にあるのをガスで満たすために1度ガスで満たしてから、抜いて新しいガスを入れます。測定器具は注射器のような形をしており、先端にガスの入った袋をつけて行います。2つのガラス管をそれぞれ使用して測定します。
ピンク色のガラス管と黄色のガラス管があり、ピンク色は持ち手の部分を1回だけ引っ張り、黄色のガラス管は3回引っ張ります。どちらともそのガラス管が変色しなければ良好になります。このやり方を覚えておくようにしたいです。
先輩社員からのアドバイス
お疲れ様でした。東春電気にガス3点試験器はないので、珍しかったと思います。ES修理のときや、今回の初回点検のようにガス封入後に行うものです。ガス吹き流しホース接続は鉄則。
ガス封入時も圧力調整とボンベを温めながら入れます。冬は温め鉄則。
液体ガスなので温めて気体で入れます。寒い時に入れるとボンベが凍っていきます。お気を付けを。
著者:M.R