今回はガスブロワーの取り替えを行いました。
ガスブロワーとは?…ガス絶縁トランスについており中にあるSF6ガスを循環させるもの
ガスブロワーを取り替えるにあたってまずつながっている配線とガス管を切り離していきます。配線は分からなくなったりすることがあるのでメモを取ったり、写真を取るようにします。
次に本体を取り外していくのでアイマークをかいて、ボルトを外していきます。持ち上げれる手前まできたらチェーンブロックを使用して吊り上げていきます。この時に周囲の機器に当てないように降ろしていきます。
降ろしおえたら清掃を行います。フランジ弁面についているコーキングを傷つけないように剥がしていきます。
清掃が終わったら新品のガスブロワーの取り付けを行います。この時も周りの機器に当てないように気を付けながら吊り上げます。大体の位置まで持ってきたらボルトを4点いれていきます。シノを入れながら調節して他のボルトも入れていきます。ボルトを締め付ける際は指定のトルクで締め付けていきます。締め終えたら袋で包んでガスの漏れがないかを確認します。
漏れていなければ配線をつなげていきます。この時によりどうりに戻していき、配線を傷つけないようにします。
最後にボルトとフランジ面周りをペンキで塗り終えれば終了です。
感想
今回は重量物を扱った作業になりました。なので周辺の機器に当てて破損させないように複数人で声を掛け合って作業ができたのでこれからの現場でも活かしていきたいです。
またボルトを締める、緩める際には、今回のようなボルトが固くて、周りの足場があまりない時には周囲、足元をよく確認して締めたり、緩めたりするようにしたいです。
先輩社員からのアドバイス
屋内、地下変だと作業場が限られたり作業し辛かったりするのでその場、その場で工夫しながら作業してください。
ガスブロワーのようなフランジ面が出ているもの、精密機械系は傷をつけたり、ぶつけたりしてはいけないので時間がかかってもいいのでゆっくり慎重に仕事をしましょう。
著者:M.R