とある変電所にて、変圧器のラジエーター導油管エンドのフランジ面から漏油しているため、漏油修理を依頼され、行ってきました。
今までやってきた漏油修理とは比較的やりやすい場所にあり、数少ない漏油修理を学ぶ場としては絶好の機会でした。
周囲物養生、ボルトの増し締め、ケレンがけ、清掃、ボルト取替、
シームコートを塗る前の下準備段階を確実に行いました。
ここで手を抜くと、綺麗にシームコートが浸透してくれず、また漏油する可能性が出てきます。
電動工具を使い、手元に気を付け、Wチェックで確認しました。
ここからいざ、シームコートです。
仮止めコートとも言いますが、これが全てと言っても過言ではありません。
ここで漏油を止めないと、この後の他コートを施しても漏油します。
とにかく丁寧に隙間なく塗布し、ボルト穴にも隙間なく塗ります。
その後、探傷剤をかけ、漏油がないかを確認します。
あとは前回の通り、他の各コートを塗り、完成です!
漏油修理は今後も欠かせない仕事です。
この業界は場数をこなして身に付け覚えることが多いので、
とにかく経験を積み、色んな漏油修理をこなせるようにしたいです。
でも一番は、漏油してくれないことですね。。。
これからも変電所の保守・保全でみんなに安心安全の電気を!