今回は、高圧設備にあるトランス3台の絶縁油交換を行いました。
これまでにも絶縁油交換は何度も行っていますが、
今回の改善点は、油交換機を改良し、
今までよりも大型のギヤポンプに変えたことです。
以前にも、ギヤポンプを改良した事例を紹介しています。
▶トランス油の交換とギアポンプの改良 | 愛知県 特別高圧
機材や油のドラム缶を3階屋上へ搬入
作業当日は、まずクレーン車を使って、
機材や油のドラム缶を3階屋上へ搬入しました。
屋上は地上から見えないため、
クレーン車の運転手と屋上の作業員が
トランシーバーで声を掛け合いながら荷揚げしました。

絶縁油ドラム缶の荷揚げ
こういう作業は、機械の力だけで進むように見えますが、
実際には一つひとつの確認と声掛けがとても大切です。
こういう時ほど、声掛けが大事だと感じます。

受変電設備の確認
油交換では、まず古い絶縁油を抜き取り、
新しい油にてトランスの中を洗浄しました。
その後、洗浄した油を排出し、新しい絶縁油を入れました。
この手順で他の2台も同様に油を取り替えました。
大型ギヤポンプで作業をよりスムーズに

油交換機による絶縁油の移送
今回改良した大型ギヤポンプは、実際に使ってみると、
スピードが速く、作業が効率的に実施できるようになりました。
ドラム缶1本分の油を5分くらいで注入できるようになり
油を入れる作業がかなりスムーズになりました。
油の切替作業や効率化については、三方バルブを使った改善事例もあります。
▶ 実費10,000円で実現!三方バルブを使ったトランス油交換の効率アップ

新油の注入作業
もちろん、速くなればよいというものではありません。
早くなった分、確認は今まで以上に気をつけました。
現場でも、油量や接続部、排出状況を確認しながら作業を進めました。
同じ油交換でも、現場によってやり方や注意するところは少しずつ違います。
だからこそ、慣れすぎず、声を掛け合いながら、
一つひとつ確認して進めることが大切です。
今回も無事に作業を終えることができました。
これからも、現場で気づいたことを少しずつ改善しながら、
安全で確実な作業を続けていきます。
最後はやはり、全員が無事に帰るところまでが仕事です。
あわせて、過去のトランス油交換・絶縁油交換の事例もご覧ください。