高圧設備をご使用の担当者様で、
こんなことで困っていませんか?
・OCRが古くて、このまま使い続けて大丈夫か不安
・メーカーも古くて、そろそろ交換を考えている
・今の盤に新しい機器がそのまま付くか分からない
今回は、停電4時間半の中で行ったOCR交換工事の内容をご紹介します。
1.施工前の状態と課題

交換前のOCR(前面)。
年数が経っており、更新対象となりました。
今回の現場では、かなり古いOCRリレーが付いていました。
このまま使い続けるには不安があり、更新することに。
ただし問題がいくつかありました。
・古い盤のため、そのままでは新しいOCRが付かない
・機器の大きさや取付位置が合わない
・停電時間が限られているため、時間内にすべて終わらせる必要がある
このような条件は、実際の現場ではよくあるケースです。
2.今回の対応内容(盤に合わせて交換)

既設OCRの裏面。配線や取付位置の関係で、
そのままでは新しい機器が付きません。
今回はそのままの取替ができないため、以下の方法で対応しました。
・三菱製のU型アダプターを使って取付
・OCRの位置を右側から左側へ変更
・空いた部分には既設の目隠し板を使用
盤を大きく作り直すのではなく、
今ある設備を活かしながら取り付けています。
3.施工中の様子(撤去~取付)

新しいOCRを取り付け、配線を一本ずつ接続していきます
まず旧OCRを取り外し、新しい機器を取り付けていきます。
配線についても、そのままでは収まりが悪いため、
整理しながら確実に接続しています。
時間が限られている中でも、
手を抜かずに一つ一つ確認しながら進めました。
4.動作試験(ここが一番重要です)

交換後のOCR(前面)。現行機種へ更新しています
取付後は必ず動作試験を行います。
・設定した値で動くか
・異常時にきちんとトリップするか
・他の回路と問題なく連動するか
ここがしっかりしていないと、いざという時に設備を守れません。
そのため、この工程は特に注意して確認しています。
5.施工完了(停電4時間半で完了)

取付後の裏面。位置変更に対応し、配線も整理して接続しています
今回の工事は、停電4時間半の中で交換から試験まで完了しました。
古い盤でも、やり方を考えれば短時間で更新できます。
今回の交換で、設備保護の面でも安心して使える状態になりました。
6 まとめ
OCRはトラブル時に設備を守る大事な機器です。
ただ交換するだけでなく、
・現場に合った機器を選ぶ
・無理のない取付をする
・きちんと試験する
この3つが揃ってはじめて意味があります。
現場ごとに状況は違うため、
その都度一番合った方法で対応しています。
7.お問い合わせについて
・OCRが古くて気になっている
・一度見てほしい
・今の盤で交換できるか知りたい
盤の写真を送っていただければ、ある程度の判断も可能です。
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