GW中の「特別高圧変電設備の」年次点検 「電気設備の町医者」を目指しています
世間の大型連休は、需要家・民間の企業・工場が連休で稼働停止するため、
このタイミングで一般企業様の施設内にある変電所の電気を停め、
メンテナンスをするのが電気業界毎年恒例の行いです。
かと言って休みがないワケではなく、
振替休日だったり、GW全てに仕事が入っているワケではなく、
「大型」連休ではありませんが、お休みはあります。
ありがたいことに、今年度は13社からもご依頼をいただき、
年次点検・修繕・メンテナンスを行いました。
点検を行う中でも天候に恵まれず、
雨天の中行うこともありました。
雨が降ると絶縁物が吸湿し、
乾燥している常態と比べると絶縁材料の吸湿性が大きいと、
機器の性能が落ち、漏洩・短絡・その他事故の原因を生じやすくなります。
実際、雨天時に絶縁抵抗測定を行うと、
値が低く出る現場もあります。
許容値以下でなければ性能としては大丈夫ですが、
あまりにも値が低いと上記のような事故を招いてしまいます。
今回の現場は大丈夫でしたが、
普段の乾燥常態から絶縁抵抗値が悪いと、
雨天時やもしもの時に事故を招きます。
そんな事故を招かないためにも、
是非東春電気のメンテナンスで設備状態の管理を!
今年も事故なく民間作業が終わりました。
あとは記録を作り、提出するのみです。
記録も抜かりなく回覧チェックを重ねて提出します。
お客様にも喜んでいただき、
若手や自分たちもまた一つ成長します。
設備延命に最善を尽くし、SDGs達成に善処します!