ネズミ侵入による地絡事故に即日対応、操業を再開
概要
春日井市内の工場で、機器の電源が突然停止。
お客様からの緊急要請を受け、4名体制で即時出動しました。
対象は6.6kVキュービクル(変台)で、高所設置のため仮設足場を設置して安全を確保しました。
作業員が安全帯を装着し、慎重に設備上部へアクセス
施工
内容
第一変台では送り遮断器が動作(短絡・地絡表示)、
第二変台では大型破砕機の制御用リレーが作動。
内部点検の結果、充電部に地絡痕跡を確認。
粉じんの堆積も多く、清掃と絶縁測定を同時に実施しました。
測定器で絶縁状態を確認しながら、焦げ跡の周辺を丁寧に清掃。
原因と対応
変台下部のケーブル貫通部に隙間があり、小動物侵入の痕跡を確認。
応急処置として養生テープで仮封鎖を実施し、後日金網・アクリル板による恒久対策を提案しました。
清掃後、高圧真空開閉器(VC)の耐圧試験を実施し、問題ないことを確認。
ケーブル周辺を仮封鎖し、再発防止策をその場で実施。
復旧と再稼働
清掃・試験後、屋外遮断器を投入して送電を再開。
破砕機制御盤に通電を確認し、ヒーターによる余熱運転を経て一週間ぶりに再稼働しました。
導通・絶縁ともに良好。応急処置後の安全確認を完了。
まとめ
今回の地絡事故は、ネズミの侵入による充電部接触が原因でした。
小動物対策は高圧設備の安定運用に欠かせません。
緊急対応を通じて、即応力と安全管理体制の重要性を改めて実感しました。