今回は受電設備のACBの点検を行いました。
今回行ったACBの点検で行ったのは注油、清掃、消弧室の寸法、メガー、主回路接触抵抗、諸試験(三相不揃・最低動作電圧)を行いました。そのなかでも今回自分は清掃と諸試験の手伝いを行いました。
清掃は、消弧室の清掃とキュービクル内と接点する端子を磨きました。消弧室の清掃ではまずCBが放勢されていることを確認して、消弧室内を触りに行くようにします。次に掃除する時には、中にゴミが入らないように磨いたら、息を吹きかけるなどして、ゴミをなくすようにします。
次に諸試験では、指令線の端子部分に電圧がきているかを確認してから繋ぐようにし、ジャンクションを繋げる際には、先に蓄勢してから繋げるようにします。オシロやトリハイの試験結果が悪いときは注油が甘かったりとその場で改善することもできるので覚えておくようにしたいです。
感想
今回清掃と諸試験の手伝いを行わせてもらいました。最初の頃と違いやることが分かるようになってきたので、次自分が何をすればスムーズに仕事が進むかを考えながらやれることが出来ているので、この調子で自分が分かることは積極的に動いていくようにして、逆にわからないことは、他の先輩方に聞いて学んでいけるようにしたいです。
先輩社員からのアドバイス
お疲れ様でした。中々やれないACBですが、やることはほぼVCBと一緒です。
違いがあるとすれば消弧室を磨くのと、N相がいることくらいだと思います
蓄勢を初めてしまうから危ないのと、ジャンクションの接続箇所のところで蓄勢するための小電流が流れ、アークを引いてしまい、ジャンクションを壊す恐れもあるので蓄勢してからジャンクションを挿すようにしましょう。
著者:M.R