工場の電気設備に欠かせない遮断器(OCB→VCB)の更新工事を行いました。
遮断器は電気を安全に止めたり流したりする大切な装置で、
古くなると性能が落ちてしまいます。
今回は社員たちが連携して、新しい機器に更新しました。

長年使われてきた古い計器盤。だいぶ劣化が進んでいました。
古い機器の撤去
まずは古いOCBを取り外す作業です。
高圧部分の停電をしたうえで、
安全確認を行いながら慎重にケーブルを外していきます。
現場の社員が声を掛け合いながら進めている姿は、とても頼もしく感じました。

撤去後と内部の整備
OCBを取り外した盤の中は空になり、内部にはサビや汚れがありました。
そこで掃除と塗装をして、新しい機器を取り付けられるようにきれいに整えます。

撤去後の盤内部

掃除と塗装で内部をきれいにしました。

新しいVCBの設置
整備が終わった盤に、
新しい三菱電機のMELVACシリーズのVCBを取り付けました。
丁寧に母線やケーブルを接続し、動作確認まできっちり行いました。

新しいVCBを接続しているところです
工事完了
試験を終えて、工事は無事に完了しました。
新しいVCBで工場の電気設備は、さらに安心して使えるようになりました。
安全に配慮しながら確実に工事を進めてくれたことを、とても心強く思います。

VCB設置完了
今回の工事で設備が新しくなり、安心して使える状態になりました。
今後も安全に気を配りながら、確実な工事を続けていきます。