今回は、保安協会様からのご依頼を受け、特別高圧の点検を行いました。
点検は2日間にわたり実施し、1日目は機器点検とリレー点検をメインに、
2日目はその他の回線の修繕作業を行いました。



1日目 機器点検・リレー点検
機器点検(4名)とリレー点検(2名) を行いました。
この中で、母線接続金具の錆を取り除きローバルスプレー(亜鉛スプレー)を塗布しました。
また、LSの接続部の手入れを行い、動作状態確認も実施しました。
LSは通電に関わる重要な機器で、接続部に皮膜が発生すると通電が悪くなるため、
点検時には適切なメンテナンスが必要です。



主な作業内容
① 高所作業車を使用して点検
② 母線接続金具の錆を除去し、ローバルスプレー(亜鉛スプレー)を塗布
③ LSの接点を磨き、動作確認を実施
④ 上の作業者と下にいる作業者が連携し、手動操作でLSの動作確認を実施



2日目 回線の修繕作業
2日目は、2名で違う回線の修繕 を実施しました。
設備の状態を確認しながら、必要な点検を行いました。
今回の点検でのポイント
① LSの修繕により、動作不良を防ぎ、遮断器の安定動作を確保
② 母線接続金具の錆除去と塗装で設備の寿命を延ばす
③ 回線の修繕により、安全性・耐久性を向上
特別高圧設備の安定稼働には、定期的な点検と適切な処置 が不可欠です。
今後も、安全で確実な点検を行っていきます。