― 経年劣化による破断を迅速復旧、安全を最優先に対応 ―
概要
民間企業の変電所構内にて、経年劣化により発錆した架空地線が破断し、垂れ下がった状態で発見されました。 感電や短絡事故につながる危険があったため、緊急出動にて現地確認・復旧対応を実施しました。
施工
内容
現場確認の結果、垂れ下がった線は充電部には接触しておらず、長幹碍子上で留まっていたため、重大事故は回避されていました。 ただし、放置すれば落下・接触事故の恐れがあるため、即日で復旧準備を開始しました。
破断した架空地線を安全距離を確保しながら確認。状況を共有し、復旧工程を決定。
破断した架線を一時撤去後、四隅アダプターをサンプルとして持ち帰り、同型の鋼線と資材を調達。 後日、各ポストに昇って旧線を撤去し、部材を整備・塗装のうえ、新しい架空地線を張設しました。 張設時はシメラーを使用して張力を均等に保ち、電流測定用の湾曲を調整しながら接地面に確実に締結。 作業後、導通・接地抵抗を測定し、正常値を確認して完了しました。
張力バランスを確認しながら張替えを実施。測定値を確認し、安全に施工完了。
技術ポイント・安全対策
- 架空地線破断に対する緊急対応・即日出動
- 発錆・劣化部の補修および再塗装
- 張力調整・導通確認による安全施工
- 感電防止・墜落防止の徹底管理
まとめ
本対応は、事故一歩手前の危険状況を迅速に察知し、確実に復旧へ導いた判断力と即応力の事例です。 現場指揮者の的確な判断、作業員の安全意識、そして入念な準備が功を奏し、無事故で完了しました。 色んなことにチャレンジし、仕事の幅を広げ、 これからも電気の安定供給に携わっていきます。 東春電気は、点検・工事だけでなく、緊急時にも迅速かつ確実に対応できる体制を整え、お客様の設備を守り続けます。
備考