今回は自分があまり経験のない超高圧のCB点検を行いました。行った作業としては諸試験、主回路のメガ、すべての警報を洗い出し、あと油圧を使ったCBなので油圧総合というものを行いました。
諸試験ではCBの入り切りの時間(オシロ)とCBの最低動作電圧(トリハイ)を見ます。オシロの試験を行うときは、油圧が定格圧力で試験を取るようにし、トリハイは油圧が自動で動き出す直前まで試験を取ります。今回のCBにはA系とB系があったのでそれぞれ入り、切りの試験を取ります。やる内容としては普通の高圧のCBとそんなに変わらないのですが、連続でCBをどんどん入り切りすることができないので、慌てず確実に行いたいと思います。
次に油圧総合は 定格の圧力に調整して2回入り、切りを行い3分間放置した時の値を油圧降下量になります。次に油圧を0にします。油圧を抜くときはゆっくり抜き、目安として1MPaあたり20秒で抜きます。これを一気に抜いてしまうとガスの温度が低下してしまい圧力値が変化してしまいます。油圧が0になったら1分放置して、油圧を組み始めます。この組み始めた時に指針が跳ね上がるのでその値がアキュムレーターの値になります。それと同時に組み始めから組み終わるまでの時間を測定して、油圧総合は終了となります。
油圧のCB自体少ないので覚えるのが難しいですが、自分で復習等して覚えていけるようにしたいです。
先輩社員からのアドバイス
お疲れさまでした。油圧操作式のCBも最近あまりやってなくて久々でしたね。
油圧総合動作試験は油圧式CBの全ての工程をまかなえているため、これがよければ実は油圧式CBはOKです。
資料おいておくので、よかったら参考にしてみてください。
著者:M.R