今回は、需要家で高圧受電盤を機器班とRy班に分かれて点検し、私はRyの点検をしました。点検内容としては、交流過電流(OC)の動作値と動作時間の測定、Ryをトリップさせて遮断器が実際に動くかの確認をしました。
試験方法としては、Ryに電流を流して動作するまで電流を大きくしていき、動作する値を測定したり、整定の2倍,3倍の電流を流して動作するまでの時間を測定したりします。また、遮断器の動作確認には電源がいるのですが、停電をして点検を行っているので、試験器から電源用の電気を出力して試験しました。
今回は、作業も順調に進んで時間に余裕があったので、先輩にご指導をいただきながら試験リードの配線や試験記録の書き込みなどもしました。いつも試験器の操作を担当しているので、良い経験になりました。
先輩社員からのアドバイス
・Ryの内部結線を調べて、試験回路が正しいか自分自身でも確認して下さい。
著者:S.K